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第158師団 (日本軍) : ウィキペディア日本語版 | 第158師団 (日本軍)[だいひゃくごじゅうはちしだん]
第158師団(だいひゃくごじゅうはちしだん)は、大日本帝国陸軍の師団の一つ。陸軍として最後に編成が命ぜられた師団である。 == 沿革 == 1945年(昭和20年)に入り、関東軍は南方へ兵力の過半数を引き抜かれていたが満州居留邦人15万名、在郷軍人25万名を「根こそぎ動員」、さらに中国戦線から4個歩兵師団を戻してなんとか74万人の兵員を調達した。さらに以前関東軍特種演習により本土から輸送させた戦車200輌、航空機200機、火砲1000門も健在であった。しかし兵員の半数以上は訓練不足、日ソ中立条約違反を想定していなかった関東軍首脳部の混乱、物質不足(砲弾は約1200発ほどで、航空部隊のほとんどが戦闘未経験者。また小銃が行き渡らない兵士だけでも10万名以上)のため事実上の戦力は30万名程度だったといわれている。 第158師団は上記の「根こそぎ動員」とは異なり、召集された満州在留邦人による編成ではなく、満州に所在する教育訓練を終えた下士官候補隊、幹部候補生教育隊を基幹に編成が命ぜられた。しかし、編成命令のあった1945年8月10日の前日にはソ連対日参戦があり、編成を完了できずに新京で終戦を迎えた。
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